手書きも読み取れる AI-OCR

こんにちは!CBITの庄山です。


多くの方が長期休暇となったGWも終わり、 なかなかビジネスモードに戻すのが大変!という方もいらっしゃるようですが、 皆さんはいかがでしたでしょうか?


私はと言いますと、休みなもののテレワークで仕事ができるために、 GW前半は、出社はしないものの、自宅や喫茶店などで仕事をしておりました。

そのおかげかどうかは分かりませんが、 GW明けでも初日からトップギアの状態で業務に当たれました(苦笑)


前回、休みとは一切関係なく働き続けてくれる、 RPAについて寄稿させていただきましたが、


今回はRPAと親和性が高いといいますか、相性がいいといますか、 OCRについてご紹介しようと思います。


なぜ今、OCRを紹介する?


OCRは最近のシステムではなく、以前からあるシステムですが、 ここ数年で”OCR”に光が当たっているのが、 “手書き“文字の対応をできるようになってきたことが上げられます。 そう、OCRのAI化によってです。 つまりAI-OCRです。


一昨年ぐらいまではAI-OCRは、 展示会やイベントでも、まだまだ小さいセグメントでしたし、 実際、RPAの数分の一ぐらいの展示ブースでした。 AIのイベントでも、これまではRPAやAIチャットボット、 データマイニングやテキストマイニング、画像処理などの方が多かった印象です。


ですが、特に去年の終わりぐらいから今年に入って、各種展示会やイベントで、 RPAとの組合せでAI-OCRを出展する企業が大変多くなりました。 先日のビッグサイトでのイベントでも、 RPAとAI-OCRを組合せたソリューションを提供している企業が何社もありましたね。


OCRとは?


ちなみにOCRの説明を一応しておくと、 Wikipediaでは、光学文字認識といい(Optical Character Recognition)、 「活字の文書の画像(通常イメージスキャナーで取り込まれる)を 文字コードの列に変換するソフトウェアである。」と定義されています。


そこにAIが加えられたことによって、活字以外に手書きの文字(画像)認識を

可能にしたのが、AI-OCRです。


OCR製品はこれまた多数ありまして、 皆さんもよくご存知のGoogleさんもOCRサービスを提供しています。


なぜOCRが今になってバズってる?


ここ数年で、OCRが賑わっているかですが、 一つは、AIによるところと、もう一つは、今までのOCRでは難しかった、 手書きの情報まで処理できるようになった! これに尽きると思います。


10年前と比較すると、紙から電子媒体にいくらか変わったかなと思いますが、 それでも未だに主流は“紙“ですよね 特に不動産業界は紙の多いこと多いこと(苦笑)


ですので、手書き文字の認識をAIがしてくれる。 それによって、今まで難しかった、


例えば、不動産業界でいうなら・・・  ✅ 来店時(お客様)アンケート  ✅ 入居申込書  ✅ 賃貸借契約書 等々の書面を読み取り、 そこから管理システムに、RPAやまたはバッチ処理(*1)などを介して、 自動的に登録していく。こう言う事が可能になりました。


具体的に言うと、下記のような手書き文字。 これがAI-OCRで読み取ると、



左側は「織田 信長」 右側は「03 1234 5888」 と、デジタルデータに変換してくれます。


今までは手書きのために、OCRを導入することを見送ってきた企業も、 金融機関や保険業界など、契約書面含め”紙”が非常に多い業界は、 ここ数年で順次導入が進んでいます。 ※尚、上記の手書きであれば、とあるAI-OCRメーカーのサービスはほぼ100%の

 精度で読み取り可能です。


(*1) バッチ処理:一言でいうと、まとまった処理を自動的にプログラムでする

 処理のことです。


AI-OCRのこれからと製品選定


一口にAI-OCR製品といっても、全て、活字+手書きの対応ができるか?というと、 必ずしもそうではありません。


これは、以前RPAのコラムでも書いたように、それぞれ特徴があります。 また、AI-OCRは“紙媒体“から読み取った文字データを、 どう処理するか?という次工程の処理ないしは、2次加工がポイントにもなりますので、 そこまで見据えて製品を選択する必要もあります。


では、次回は主に手書きのAI-OCR製品についてご案内しようと思います。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。


※本コラムはダンゴセレクト様にも寄稿しております。

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